「いのち」の授業

1月下旬、4年生は養護教諭の三浦先生による、「いのち」の授業(保健)を各クラス3時間行いました。
1時間目は「いのちの始まり」をテーマに赤ちゃんはお母さんの体の中にある子宮という部屋で育つこと、
お母さんのお腹の中にある赤ちゃんのもと(卵子)は、針の先くらいの大きさであることなどを学びました。
子どもたちは、初めて知ることばかりで、時折、驚きの声をあげながら真剣な表情で聞いていました。
授業の最後には、実際の赤ちゃんと同じ重さ大きさの人形を抱く体験をしました。
子どもによって「軽いね」と言ったり「重い」と言ったり感じ方は様々でした。
その様子を見ながら、いつかこの子たちも親になるときが来るんだと、私たちもどこか不思議な思いがしました。

2時間目は「いのちのつながり」をテーマに、自分の命は、数えきれないほどの先祖がつないできてくれたもの、
その中の誰か一人でもいなかったら自分は存在しないことを学びました。
授業の最後には「いのちのまつり」という絵本の読み聞かせを聞きました。
とても分かりやすく、自分の命があることは奇跡であり、何よりも尊いものだということが分かる絵本でした。

3時間目は「大人に近づく」をテーマに、思春期には誰でも様々な心と体の変化が訪れることを学びました。
月経や精通についても学びました。
改めて、この4年生という時期は思春期に入る大切な準備の時期だと感じました。
これからも子どもたちの心と体の健やかな成長を見守っていきたいと思います。

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