12月18日(金)の3時間目に、NPO法人のママプラスさんに
学校へ来ていただき、防犯教室を行いました。ふだんの登下校で
不審者に出会った時の、具体的な対処法を教えていただきました。
まずは、不審者が黒い服にサングラスやマスクなどをしていると
いう思い込みをせず、そういう人じゃなくても危険があることを
全員で確認しました。
そして、身を守るために4つのポイントがあることを教えてもら
いました。1つ目は、相手との距離です。両手を前後左右に広げ
た大きさの風船をイメージし、その距離を保つということに注意
するというものでした。2つ目は、防犯ブザーです。子どもたち
には実際にブザーをならしてもらったのですが、上手にならせた
子もいれば、上手くならせなかった子や電池切れでならなかった
子もいました。3つ目は、大きな声を出すことです。少し前かが
みでお腹から大きな声を出す練習もしました。体育館の端から端
まで、子どもたちの大きな声が響きました。
4つ目は、荷物を置いて逃げることです。お家の人に買ってもら
った大事なランドセルですが、命には代えられないので、いざと
いうときには素早く置いて逃げる練習もしました。家まで逃げる
のではなく、子ども110番のお家やコンビニなど、できる限り
近くの人に助けを求めるように教えてもらいました。その時には、
何があったのかをきちんと説明することの大切さも教えてもらい
ました。
学校でも防犯教室をやっていますが、ランドセルを背負った今回
のような実践はなかなかやる機会がないので、本当に勉強になっ
たと思います。子どもたちも、体を動かしながら体験をすること
で、より身近に防犯ということを感じることができたと思います。
お家の方でも、今回の授業を参考にしていただき、子どもたちと
安全について確認をしていただけたらと思います。
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